胡散臭いと思った方は、ブログでは論じていたんでは!?なかなかわかりやすく説明されているコラムなんで、チョット紹介。ビデオが報道されたときから、「ナンデ今やねん。あやしい。」って思いましたよね。
このタイトル、びっくりしました?実はこの説、アメリカではまじめな話として噂されているんです。大統領選挙があった4日前に「アルカイーダ」の指導者であるウワマ・ビンラディンのビデオと声明文(下記に翻訳)が流れましたよね。あれが噂の発端です。
via: 【緊急レポート】日本経済への影響は!? ブッシュ勝利にビンラディンの影 – [All About マネー]All About
このビデオから分析できること。
- 過去の映像と違い、洞窟などではない何か建物のなかで撮影しているような感じ
- 過去の演説と違い、宗教的教義を最低限にして、ビンラディン側からみた過去の米国の行動を批判していること
- 過去の話法と違い、「あなた」と問いかけていること
以上3点から、導き出される推測は、
「報道されているような逃走生活ではなく、比較的落ち着いていて、統制がとれた状態ではないか。また今回の演説にあたり、欧米文化を理解した欧米人に近い人物、もしくは欧米人がアドバイザーになっているのではないか」という感じ。
特に、2と3は、「欧米人が好むロジカルな演説になっていて、かつ『あなた』と問いかけている。この『あなた』という問いかけを、欧米の政治家は演説で好んで使う。大衆という抽象的概念に対して問いかけるんやなく、『あなた』という個人、一人一人への問いかけ。
コラムにあるとおり、裏でつるんでいるなんて米国メディアの逞しい創造力の産物かもしれんけど、利害が一致していたことは確かやろうね。
まぁこれからの四年間は、再選を意識せんでエエし、歴史に名を残す作業(東大教授によると歴代米国大統領はこの意識が強烈らしい。特に再選後は顕著)となるからどうなることやら。さしずめ外交で名を残そうと考えていることは、
- パレスチナ国家の建立(つい最近、四年以内って期限をはじめて明確にしたしね)
- イランと北朝鮮の問題
- イラク復興(!?)
ってところです。どう思われます?