年: 2006年

  • 伝える裏側にあるもの

    be-yanさん『はまりそうです…』に深謝。27日、ウェブサイトの打ち合わせに京都拉麺小路を選択。理由は社外でミーティングする柔らかさを味わってみたかったので。社内でない場所。扱いにくい空間。ホワイトボードもなくインターネットもつながらない。ホワイトボードの代替品を探し、手持ちの道具だけを使って表現する。もちろん人々が眼前をスルーしていく。ネットではなくリアルに接続。近くで誰かが物を買い、隣人が何かを話している。その空間にはデザインやコンテンツのヒントが隠されている。

    一人なので忘年会がない。開業したときから「忘年会できないのが唯一寂しいなぁ」と感じていた。というわけで、この日は、be-yanさんとTさんをこけこっこへ強制的勧誘。まぁ、たまにはこういう我が儘をのんでもらうのも役得かと独断す。
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  • 守る

    踏切
    *PENTAX K10D *SMC FA 77mm f/1.8 Limited

    週間マガジンに掲載されていた『ラブレター』。二週にまたがる読み切り。後編を読み終えたとき、ページにはいくつも滲みができていた。止まらなかった。

    あらためて慮る。特攻隊の人たちはどういう気持ちで飛行機に乗ったのだろう。

    「大丈夫….僕は笑って出撃できる だって僕は死ぬために行くんじゃない… 大切なものを….. 決して失いたくない女性を….. 守るために行くんだから」

    国を守る。しかしそれ以上に大切な何かを守る勇気。それらが支えだったのだろうか。片道切符を持った若者たちは生きながらにして神様である。だからその軍服に触ることすら許されないという。そんな人たちが最後の最後まで何を見て、何を想って、何を叫んで特攻したのか。何を私たちに伝えようとしたのか。問いにすらならない呼びかけが、私の心のなかで循環する。

    主人公が婚約者に贈った最後の遺書(=ラブレター)。

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  • 神経細胞

    さるすべり

    *PENTAX K10D *SMC FA 31mm f/1.8 AL Limited

    毎日変わる。いや刻一刻と変化する。どの瞬間に出会えるのか。いなくなってもある。

    私の頭の中もこうなっていたらいいのにと羨む。

  • notes 2006.12.26

    今日のメモ

    • カメラワークは何によって決まるのだろう?
    • リサイクルって何だろう?
    • 未来を想像したスクラップアンドビルド

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  • [Review]: ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)

    ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

    ぜひ小学生に必読をお願いしたくなる一冊(といったらマズイかな?!)、高校生が冬休みに新書でも読んでみるかとひらめいたらいの一番に手にとることをオススメ。「米国西海岸のキャリア変動」がもし日本にやってきたらを脳内シミュレーションできる。

    実際、第二言語として話す人も入れると、世界の一〇人に一人、一〇億人以上が英語を話せる。加えて一〇億人が英語を勉強しており、二〇五〇年には世界の人口の二人に一人が相当レベルの英語を話すようになる、と予測されている。ヨーロッパ連合(EU)も、ほとんどの機関がフランス語圏にあるにもかかわらず、内部書類の7割が英語になっていまい、フランス人が嘆いているらしい。
    こうして英語がデフォクト公用語になった結果、世界が英語を話せるようになり、「英語による英語のためのビジネス」ですら、海外に流れてしまったのである。

    『ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)』 渡辺 千賀 P.26

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  • スルーせずに微笑みながら半畳を入れには?

    西村博之氏の出る杭は打たれるを読むと、日本クオリティに冷めた視線を送る自分に気づく。ライブドアの粉飾疑惑額15.8億円、日興コーディアル粉飾疑惑140億円。さて両者への対応は?

    昨日、「釣りCM」のエントリーを立てたら、毎日新聞にグッドタイミング。

    ソフトバンク:携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ

    ソフトバンクモバイル(本社・東京都港区)の携帯電話料金のCMに、「いじめを助長する」との抗議が相次いでいる。特定の時間帯なら同社の携帯電話同士の通話が無料となることをPRする中で、同社以外の携帯電話を使う人は仲間外れにされるともとれる部分があるため。同社は「CMは当初の予定通りに24日で終了する。ご意見は今後に生かしたい」と説明するが、いじめが社会問題化する中、不快に感じる視聴者が多かったようだ。

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  • 粋な計らい

    西洋版おもてなし。いき。まじりけのない感情が人々をゆりうごかす。

    横浜市に住むレオくんはソシオ(クラブ会員)でもある母親らの影響でバルサを愛し、ロナウジーニョにあこがれるサッカー少年。大好きなクラブが世界一になる瞬間を見ようと会場へと足を運んだ。だが、0—1の惜敗。「悔しかった。絶対に勝つと思ってたから、負けて泣いちゃった」。相手選手がカップを掲げた瞬間に涙があふれた。会場の明かりが消えても帰りの車中でも涙は止まらず、最後は泣き疲れて眠ってしまったという。その姿を写した写真がスペイン紙に掲載されると、ファンや関係者の共感を呼び、バルセロナのラポルタ会長が「この子に笑顔を与えたい」とレオくんを探し出して、バルセロナに招待する考えを表明。一躍、話題の男の子となった。

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  • notes 2006.12.24

    今日のメモ

    • ウンコをしたけど紙がなかったらどうする?
    • 狂気と正気に境目があるのか?
    • どうしてハーフの女性が好みなの?

    深刻。幸いにもそんな非常&非情な事態に遭遇していない。あなたならどうする?と問いかけられたからには答えないとな。さぁどうする。「覚悟を決めて拭かない」ような覚悟をあいにくもちあわしていない。う〜ん、それならいっそパンツで拭いてノーパンになるほうが男前。その後彼女とデートならスリル満点。ワタクシ的にはウォッシュレット代わりにチャレンジか。うわぁ〜、想像するだけで尻がムズムズしてきた。経験者コメント求む。

    「正気」や「狂気」、情態を診断するためにつけたラベルだと思っている。そもそもなぜこちら側が「正気」であちら側が「狂気」なのか?それをどうやって峻別しているのか。我にとって正気か狂気かはどうでもよく、他人にとって正気か狂気を視認する。我が他人にかわったときも同じ。では狂気は正気を認知できるのか?その反対は?「線」があるなら見てみたいが、その「線」すらも誰が引いたものなのか定かでない。

    「眼鏡外しても可愛いですね!」とかお便りイッパイもらうんですけど、ワタシ「アンジェラ・アキ」じゃありませんから…を視てハタと気づく。風呂上がりに裸でディスプレイに体当たりしたくなった。滝川クリステルアンジェラ・アキといい、なぜワタクシはかくもハーフ系の方々にドキリとするのか。よくわからん。診断できるのならしてもらいたい気分。

  • 確かに信じられないショットだ

    エム会議: 驚愕動画:本当に信じられないショット5つ(バスケットボール)

    驚いた。特に欽ちゃんの仮装大賞(20点)とGirl Dunkがスゴイ。仮装大賞ってもうずいぶん視てないけど、創造力を再認識。やっぱりどこに目をつけるかですね。大切です。デザインする力と構図。何を伝えたいのか。わずか数分のなかに「表現」のエッセンスがつまってる。

    それと最後のGirl Dunk。一歩間違えれば大ケガだろ。なんであんなことをやろうとしたのかね。よくわからんが、成功と失敗のタイトロープを歩くパワーに脱帽。

  • 釣りCM

    月がでたでた月がでたさんのソフトバンクのあのCMには、明らかな不快感の鍵があるを拝読して得心。たしかにフム。

    はじめて見たときは、強烈な不快感をおぼえながらもしばらく「…どうしてこんなにムカムカするんだろう?」という疑問だけが消えなかった。

    わたしはもうひとつ。センスがないと断。他社をからかいたいならもっと洗練されたやり方がある。
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