IT Pro: ボーダフォンの日本向け3G端末,"真打ち"が4月に登場
904SHのハードウエア・スペックも,NTTドコモとKDDIに対抗できる水準に高めている.具体的には2.4インチで640×480ドットの液晶ディスプレイを採用.端末の動きを感知する「モーションコントロールセンサー」や,内蔵カメラで持ち主の顔の特徴を認識して端末をロックできる「顔認証機能」,非接触ICチップ「FeliCa」なども搭載する.
3G携帯電話市場で先行するau,DoCoMoに対抗すべく,ボーダーフォンから904SHが満を持して登場します.両者との差別化のポイントは,ハードウェアは
「Bluetooth」,ソフトウェアは「コミュニケーション」のようですね.
Bluetoothの電波が届く範囲(約10メートル)内にいるユーザー同士がチャットしたり,対戦ゲームを楽しめるというもので,当初は904SHで利用できる.このサービスはJavaアプリケーション同士が,Bluetoothを使ってデータをやり取りする仕組み.携帯電話網を介さずBluetoothで直接通信するため,パケット通信料などはかからない.
対戦ゲームやチャットが,囲い込みのミソになるのでしょうか.同級生や彼/彼女あたりですかね?
記事のなかで興味をもったのは,携帯端末向け地上デジタル・テレビ放送「ワンセグ」の端末ですね.折りたたみの上部を縦長から横長へ90度まげて,よりテレビらしくなっています.
今年後半ぐらいになれば,この端末でコーヒーを飲みながらテレビを視ている人や,居酒屋でみんなでスポーツ観戦している集団をお目にかかれるのかと楽しみです.この端末のフルブラウザでサイトをみると見やすそうです(笑)
来年あたりに携帯電話のパラダイムシフトを目の当たりにできそうでワクワクします.