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  • 不運

    2009.10.10 晴れ時々くもり

    06:30起床。ちょっと寒い。この時期の空気と匂いがスキ。枚岡の祭りを思い出す。10/14,15は枚岡祭り。子供の頃から10月上旬の朝を祭りの朝と呼んでいた。自分にとっては乾燥した空気が独特の質感を帯びている。そして匂いも。枚岡の匂いが琵琶湖まで届かない。なのに、朝の匂いは同じだと感じてしまう。太鼓の皮が伸びて香りを放つ。

    朝食を急いで食べてGIOSをカンタンチェック。空気を入れて準備。08:30に出発。南草津へ。寒いと予測してパーカを着た。15分もこぐと躰がポカポカ。琵琶湖の湖畔をロードバイクが疾走。気持ちよい。大津港から近江大橋まで湖岸は膨大な水草が撤去されていた。臭いも。職員のみなさんが懸命に撤去してくださっても自然はびくともしない。水草が湖面を漂う。

    プリンスホテルをすぎたあたりの湖岸道路で小石をはじいたような気がした。パン! 音が大きい。そして音色も違った。嫌な感じ。近江大橋へ。心地よい風。近江大橋から望む琵琶湖の水面を見てビックリ。汚い!! 薄い黄土色が湖面を染めている。泥か。薄い黄土色の琵琶湖の表情が切なかった。はじめて見た。09:30南草津到着。

    10:40南草津を出発。GIOSに再び乗る。ペダリング。3分。違和感。前輪のレスポンスが奇妙。停止。前輪を指で押す。ペコっと凹。気分も凹んだ。スローパンク。やっぱり。08:50頃のパン!が原因。今年2回目。ありえないだろう。700C×30だから細いタイヤとはいえないけど、2回も…..。チューブ交換を即決。なんとかペダリングでイオン草津まで。よくないと理解していたけど、あと7分。イオン草津でチューブ交換を依頼。

    それにしても何だろう。故障リスト に加筆しなければ。Wiiも結局故障決定。それにMac mini G4が故障。これは廃棄かな。それにパンク。不運は続く。リスクを回避できたはずなのに運で納得。できれば、成功したとき運がよかった、失敗したとき自分の責任だった、と言えるようになりたい。

    3時間ほど過ごす。1F-3Fまでファッション, 家電, スポーツ, 雑貨, 書籍などなどバラエティ豊かなお店が並ぶ。観察。こういう形態が成立する背景はなんだろう。利便性? 都会への憧憬? 家族の娯楽? 時間の消費?

    16:00頃帰宅。久しぶりのボタリングで躰が疲労。よい感じ。

    昼食はうどん。夕食はさんま。+味噌汁, ほうれん草のごま和え。さんまとほうれん草が美味しかった。さんまは70円台。恐縮と感謝が交錯。スーパで美味なら、手で持ってピンと立つ目が新鮮で口の黄色いさんまなら頬が落ちるだろうなぁと想像しながらいただく。

  • 巣ごもり

    2009.04.25 雨

    週末は一日雨。久しぶりでは。巣ごもりに終始。ここぞとばかりサーバーのメインテナンスやブログのコードを見直す。『獄中記 (岩波現代文庫)』 佐藤 優 を一気に読み進める。

    パンデミックか否か。報道が錯綜している。新聞は官僚の発表をそのまま報じていて、なるべく冷静に努めようとしている気配。見方を変えれば、呑気とも。ブロゴスフィアでは勇み足とはいえ、専門家が微に入り細をうがつテキストをアップしている。読者の受け止め方をコントロールできないから、パニックは読む方の心理が反映されて引き起こされるのかと再認識。

  • 携帯電話料金の苦情と長寿医療制度

    長寿医療制度と同列に扱うと叱られるだろう。浅慮極まりないと。だけど、同じに見えてくる。携帯電話料金の割引サービスにはさまざまな制約がある実態について、利用者の理解が十分に得られていない状況が浮き彫りになったらしい。

    料金トラブルの相談内容は「契約期間内の解約時に違約金・端末割賦代金の残金支払いを請求された」「携帯電話をパソコンに接続してパケット通信をし、高額な料金支払い請求された」「かけた覚えのない通話・ネット接続料金を請求された」など。多くが携帯電話に関連するもので、契約内容が十分に理解されていないため発生した案件が大半だった。

    via: 携帯料金苦情が最多 電気通信07年度相談 制約理解得られず:モバイルチャンネル – CNET Japan

    理解の「内容」は記されていない。前後の文脈を省いて判断すると、「苦情の内容」は紙またはサイトに記されている。小さい文字で。「聞いてなかった」と「書いてある」のがぶり四つ。自ら読まないし、自ら説明しない。「暇」と「手間」は超高速社会にそぐわない。「誰が見てもわかるようにしろ」と指摘され、誰が見てもわかるようにしたら「通話料が高い」と怒られる。先日、携帯電話の機種変更をしたとき、事前に確認書類の有無をしらべた(参照: 本人確認書類 | お客様サポート | NTTドコモ)。

    で、運転免許証は持ってるけど、「えっ、この人、帽子をかぶっていると30代に見えるけど、ハゲなの。チョーカッコワルイ」なんて受付の女性にプッとされるのはイヤなんて被害妄想と自意識過剰を抱いて「健康保険証」を選んだ。そうすると、公共料金領収証をあわせて提示してくれと書いてある。で、持って行ったら、「必要ありません」とみごとなスマイルで返された。

    そんなもんだろうなぁと思う。

    別に委細にわたって整合性を求めない。ナニからナニまで自己責任なんてチープな単語を吐くわけでもない。ただ、「自分がいやな気分」になるのはイヤだから事前に調べるだけだし、「自分の落ち度」を軽減したいだけ。

    ただねそうやって調べれば調べるほど罵りたくなる。「もうわざと料金体系を複雑にしてるんやろ。関心をもたせへんように」と。企業や政府が罵倒されるのはそこ。そして企業と消費者を結ぶのは不信と無関心。で、事が起こったときにだけ沸騰する。

    万事はつつがなく終える。

  • へルシア緑茶と爽健美茶

    「爽健美茶」からも除草剤成分が検出されて、場所が兵庫と読んでなんとなく気持ち悪い。不気味。

    兵庫県警社(やしろ)署は7日、同県加東市内の無職女性(54)が市内のスーパーで購入した日本コカ・コーラ(本社・東京都渋谷区)のペットボトル入り飲料「爽(そう)健(けん)美(び)茶(ちゃ)」(500ミリ・リットル)を飲んで気分が悪くなり、県警による飲み残しの鑑定で、除草剤成分の「グリホサート」が検出されたと発表した。
     女性は病院で治療を受けているが、命には別条はなく、快方に向かっているという。同署は、何者かが混入させた可能性があるとみて、威力業務妨害と傷害の疑いで捜査を始めた。

    via: 「爽健美茶」からも除草剤成分、女性が被害…兵庫(読売新聞) – Yahoo!ニュース

    そんな矢先、政府が異例の対応。へぇ。

    ペットボトル製品のお茶への異物混入が相次いでいることを重視した政府は政府は8日早朝、内閣府で関係省庁の担当者による「臨時食品危害情報総括官会議」を開いた。会議は大雨の中、午前4時半という異例の時間に開催された。相次ぐ食品汚染が国民の生命、健康に及ぼす影響が大きいと判断した。

    via: 異例の午前4時半から超早朝会議 政府、異物混入で臨時食品危害総括官会議 – MSN産経ニュース

  • きちんと説明しないと

    mixiが喧しい。ブログ界隈も大勢は反発したり、揶揄したり、批判したり、で、その現象を諌めるブログもあったり百家争鳴。

    ミクシィは3月4日、前日付けで告知したSNS「mixi」の新規約(4月1日から適用)の著作権に関する条項について説明した。「規約改定後はユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」とネットで騒動になっていたが、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改定の意図を説明した。

    via: 「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明 – ITmedia News

    この新規約に「おいおい、勝手に出版されるのかよ」とか「写真集を出版されちゃうの」なんて声が。勝手に商品化すんなよと怒り心頭。

    (あわてて)mixiの広報がフォロー。

    「そんなつもりはなく、ミクシィのサービス内で作成した日記、著作物などの情報については、従来通りユーザーが権利を有することに変わりはない」という。また、規約の目的については、「以下の対応について同意いただくもので、当社が無断で使用することではありません」としており

    via: 【レポート】ミクシィの「著作者人格権」不行使規約は見せ球? 批判に「変更ありうる」 (1) 「日記を勝手に商品化されるのでは? 」と非難ごうごう

    著作権はネット界隈では「盛り上がる」トピックスで、特に「規制」へ向かう記事は批判にさらされる。そのハンドリングを誤れば祭りにも。mixiは、ネットのど真ん中にいるわけで、広報は「反応」を吟味していたはず。

    「まぁ、新規約に反発するユーザーはいるけど、こっちもそんな無断で出版なんてしないって。だって、そんなことしたら、ユーザーが激怒して退会者続出だし。そしたらサービスもたないって。そんなな自分の首を自分でしめるようなことしないって」っていうmixiの思惑をユーザーは汲み取ってくれるだろう、とmixiの広報は踏んでたりしたら、私が足跡ふんでやるよ 🙂

    あいかわらずいい切れ味のコメント

    mixiがそういう手段を知ってか知らずか使わずに、逃げもせず真正面から利用規約の変更で「お前らの日記でコミュニティ再活性化させないと俺たち株価やべえんだ。そこんとこ空気読めよ」と言い切るかの如き対墺に出たのは悲しいぐらいの誠実さの現われだと私は考えてしまう。計算づくだったらそんなことしない。ダマでやる。絶対に。

    via: 切込隊長BLOG(ブログ): この時期に敢えて地雷を踏みに逝ったmixiは偉い

    上場企業の対応としてはおそまつと言われかねない。でも、その前に、ちょっと不安。なんだか脊髄反射というか、ネタのエントリーアップのためにはスピードが必要で、だから直感で書くしかないけど、「へぇ」みたいなクールな対応もあってほしいなぁと。「もうmixi退会します」なんて見かけると、別に好き好きなんで、「あっ、そう」なんだけど、だったら、もっと前に退会してればいいというか、結局、「背中を押してくれる」キッカケがほしかったにすぎないのかなぁと。

    いい材料を与えてくれたので、またお客さまのミーティングで話すつもり。「案外、伝えるのが難しい」世相になってるのかもしれないって。

  • バックアップをお忘れなく!!

    昨日、お客様のM先生に重大アクシデント発生!!

    昨日はちょっとトラブルがあり、このブログの過去一年分ほどの画像データがサーバーから消えてしまうというアクシデントが起こりました。
    さすがに落ち込みましたが、なんと・・・・・!

    当院のホームページを作っていただいているThinksellのFさんが、バックアップを取っておいてくれていました。
    なので、無事に、何事もないかのように復旧しました。

    で、私はというとほんの少しばかりお役に立てたようで安堵。

    M先生のブログを拝読すると、「継続は力なり」をほんとうに痛感。ウェブサイトの根幹だと思う。ブログだけでなく医院のサイトもずっと更新しつづけていらっしゃる。

    ブログを始めて4年ほどになります。
    おかげでGoogleで「歯科医 ブログ」と検索すると、このブログはトップに位置しています。
    継続は力なりかもしれません。

    デジアナ。アナログかデジタルかじゃなく、デジタルとアナログでもなく、デジタルとアナログを融合。どっちがどっちかわからなくなるまでとけ込む。

    ただ、「継続は力なり」の縁の下の力持ちに「バックアップ」が必要になったのはたしか(笑)

    みなさまもくれぐれもバックアップはお忘れなく。

  • 使い回しでC型肝炎に感染

    器具使い回し肝炎 5人感染18人疑い 茅ケ崎市立病

    神奈川県にある茅ケ崎市立病院の循環器内科で心臓のカテーテル検査を受けた60〜70代の男性患者5人が、C型肝炎に感染していたことがわかった。25日、病院が記者会見して明らかにした。感染は昨年12月から今年4月にかけてで、血圧変動を監視する器具「トランスデューサー」を交換せずに使い回したことが原因とみられる。メーカーの取り扱い説明書には1回ごとに廃棄するよう記載してある。使い回した理由について担当の臨床工学技士は「手術が立て込んでいて忙しかったから」と説明しているという。他に感染の疑いがある患者が18人おり、病院は検査を受けるよう要請している。

    問題と課題と解決を切り分けて報道しないとさらなる不信をよびかねない。「使い捨て」を「使い回し」してC型肝炎に感染。

    • 昨今の病院経営の困窮から組織的な”暗黙”の了解 – 診療報酬制度の問題
    • ほんのわずかでも”暗黙”の了解が存在したなら道徳的危険 – 道義的・倫理的問題
    • 臨床工学技士の言い分どおりなら診療体制の危機 – 地域医療の問題
    • 医師が専門スタッフのどこまで管理するのか(個人の医師と病院の役割の峻別) – 危機管理の課題

    このあたりごったまぜにすると、「けしからん」の一点張りに(許し難い行為であることには間違いありません)。何の問題解決にもならず、不信と不安を増長させるマスコミの得意分野に引きづり込まれる。

    その後の処置や今後の補償、なによりも患者さんのQOLのケアは早急に対応しなくちゃいけない。

    でも、発生した人為的事故(あるいは暗黙のうえに成立した組織的事故)について、「何が問題なのか」は性急に結論を出すのはいかがかと思う。

    肝炎検査感染 「長年の慣れ」 器具交換の指示なし

    器具は一個約4600円。医療保険の対象ではなく、病院側が費用を負担する仕組みという。出費を抑えるための行為ではなかったのか——そんな疑問に、病院側は「次々と検査の患者が来るので、忙しくて交換しなかったと担当者が言っている」などと答えるにとどまった。

    まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生

    まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生

  • 乗客が飛行機を飛ばす

    「那覇へ飛べ!」 乗客とJALが3時間押し問答

    21日午後7時35分ごろ、関西空港発那覇行きのJAL2579便(乗客147人)が那覇空港の天候不良のため、鹿児島県霧島市の鹿児島空港に臨時着陸した。ところが、関空に引き返そうとするJAL側と那覇行きを求める乗客との間で約3時間押し問答となり、同機は午後11時ごろ那覇に向けて再出発した。JALが乗客の圧力に押し切られた格好だ。[…]鹿児島に着陸した後、那覇で待つ知人らから電話で「航空機が次々に着陸している」と知らされた一部の乗客が「那覇へ飛べるじゃないか」とJAL側に抗議。搭乗口の周辺で「関空に戻るなら乗らない」と押し問答になり、怒声も上がったという。

    コレ、文脈がわからない。書いてない部分に何があったのか推測できないので、そのまま受け取ると、「とんでもない世の中になったもんだ」とヤレヤレ感が漂う。けど、現場はどうだったんでしょう。

    ただ、飛行機の乗客とのトラブルは年々増加しているようですね。携帯電話にまつわるトラブルや泥酔して暴れたりむちゃくちゃな要求を口走ったりと。

    Don’t be so jealous of other people. The grass always seems greener on the other side of the fence.

    『となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)』 関根 眞一

  • 風邪薬に中国産毒性物質混入

    パナマで365人が原因不明の死亡。

    The kidneys fail first. Then the central nervous system begins to misfire. Paralysis spreads, making breathing difficult, then often impossible without assistance. In the end, most victims die.

    via: NYT – From China to Panama, a Trail of Poisoned Medicine

    米国の派遣された医療チームが解析した結果、風邪薬に使用していたシロップに毒性物質ディエチレン・グリコールが混入されていた。

    日本語でも詳細を。

    当初、パナマ当局が風邪薬の材料を調達する際、シロップのビンに記されていたのは、せき止め薬や解熱剤によく使用される「グリセリン」だった。しかし、グリセリンは価格が高いため、一部の悪徳業者らが、価格が半分程度の産業用「ディエチレン・グリコール」を使用することがあるという。

    via: 中国産毒性物質、風邪薬として売られていた

    殺人 👿

  • 柳田先生の心配が的中してしまった

    報道を見聞していると時間の経過とともに、死傷者が増えている。病院側の受け入れ体制も芳しくない模様。近所の住民や会社の方、近くの工事現場の作業員の方も現場にかけつけ、賢明な救出作業がつづいている。

    それにしても、柳田先生の2005年4月11日のエントリーの冒頭の心配が的中してしまった。

    通勤にJR西日本を使っているのだが、この10年間で電車到着の時間の正確さは顕著に落ち込んできている。前は2分とか遅れれば、何度も何度もすみませんの連呼があったが最近は4,5分遅れるとアナウンスがある程度。それがうるさく感じるくらい頻度も高い。きょうは、「次の電車は各駅停車」というアナウンスがあったのに、実際には新快速が来る。訂正放送もなし。乗客も、小首をかしげて乗り込む。誰も、文句をいわない。そのうちひどい事故でも起きるのではないかと、心配になります。

    via: 柳田先生の2005年4月11日のエントリー

    先生は何を感じ取っておられたのだろうか?

    "鉄道への信頼が崩壊"と拙速な報道もあるが、こんなときこそ、「信頼」を煽るのではなく、淡々と事実を伝え、判断の材料を与えてほしいと愚見したい。