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  • パティーナ

    いま、NHKが放映している『”ケータイ”デザインの最前線』を視ている。ソニーエリクソンが販売予定の携帯電話についてブレインストーミングしていた。4,5分程度に編集された様子とはいえ、コンセプトが抽出されていくプロセスを目の当たりにして興奮。

    「パティーナ」

    ラテン語で、「経年変化によって生まれる味わい」という意味らしい。携帯電話の価値は”新しい”だけだろうか。一人の日本人が、メンバーに声をかけた。「ラディカルなことを言ってもいいかい?」と。もちろん、ブレインストーミングのなかでそれを遮る人はいない。

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  • 手段と目的

    手段をコンサルティングする。目的をコンサルティングする。どちらを選択しようがあなたの勝手だ。ただし、勘違いしてはならない。両者は位相を異にしているのであって、どちらか一方が優れているわけではない。比較することが愚の骨頂だ。「手段をコンサルティングしている人が目的をコンサルティングしている人を非難する」ことほど愚かな行為はない。その逆も真。

    問いかけよう———-他人より専門知識と技術的知識を有しているからといって、他者の価値観までコンサルティングできると錯覚していないだろうか?

  • Do the little thing

    Do the little thingな松井秀喜の姿勢の「細かいこと」って何だろう?と考え込んでしまった。

    ジョー・トーリ監督も、松井の道具を大切にする姿勢に感心する一人だ。「マツイが道具を大切に扱っていることはもちろん知っているよ。彼ほど道具に対してリスペクトを持っている選手は、俺も見たことがない。でも、メジャーに限らず、その道のプロとしてやっていくうえで一番大切なことは“Do the little thing”(細かいことを疎かにしないこと)だと思う。マツイは“Little thing”をずっと続けているから、チームメートからも尊敬され、信頼されるのさ」と、指揮官は分析した。

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