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  • バイオ燃料使って水不足

    地球温暖化って何のためのフレーズなんでしょう? 主語はヒト? 地球?二元論にはまると陥穽が。どうも皮肉な結果を招きかねない事態も。ヒトに脅威をもたらす地球温暖化を回避しようとしたらヒトに必要な水が不足らしいです。なんだかアイロニーと申しましょうか。地球温暖化がビジネスとリンクする。と、もう主語はヒトであって手段が目的化する典型。バイオ燃料生産拡大で水不足、食糧難加速と予測

    トウモロコシなどが原料で、地球温暖化対策として注目されているバイオ燃料の生産が今後も拡大すると、中国やインドの水不足が悪化し、世界の穀物価格はさらに高騰するとの予測を、日本政府や世界銀行などが出資する国際的な農業研究組織「国際農業研究協議グループ(CGIAR)」がまとめた。

    規模が壮大すぎてわからない。かといってコミットメントしないのももどかしい。だから、「両極端」を読む。中庸。差し障りのないコトをささやく本は却下。選択基準が「極」にあればあるほど考える素地が醸成されると思うわけで。

    私は地球温暖化に中指をつきたてるほうです。ただ、車は乗らないし、買い物もレジ袋邪魔だし、割り箸もイヤだなぁとマイ箸がほしいし、ペーパーレス環境を構築しようと来月あたりFUJITSU ScanSnap(スキャンスナップ)を購入するし、最近では宅急便ってどうよ?って思ったりもします。でも地球温暖化には中指をたてます。それが私のコミットメントですね(w

    ■バイオ燃料 トウモロコシやサトウキビといった植物由来の物質を発酵させて生産した、アルコールなど生物起源の燃料。使用時に出る二酸化炭素は、植物が大気中にある炭素を光合成で固定したものなので、地球温暖化への影響が小さいとされる。ガソリンの高騰と温暖化対策の進展から、各国で生産量が急増している。原料の栽培が森林破壊を招いたり、食料生産を圧迫したりすることのほか、生産に多くのエネルギーを必要とするなどのマイナス面も指摘されている。

  • 世界遺産と新幹線は何が違うのだろう

    滋賀県知事:琵琶湖の世界遺産登録目指す意向表明

    嘉田由紀子・滋賀県知事は4日の年頭記者会見で、琵琶湖の世界遺産登録を目指す意向を表明した。庁内にプロジェクトチームを設ける方針。「ハードルは高いが、活動を通じて琵琶湖の価値を発信する機会にしていきたい」と話している。

    レイヤーが違うからとんちんかんだろうけど、何だか新幹線と同じように映る。仮に世界遺産に登録されたとして、いつものように琵琶湖を眺めても変わらないわけで。

    「世界遺産」というラベル。信仰の問題。そのラベルを貼れば外から人を招きやすい。他方、思考停止を招きかねない。

    そも世界遺産と判断する基準。その基準を自分のなかで咀嚼せずに画策するあたりに疑問。世界遺産のラベルは人が主語。琵琶湖を主語にしないと価値を創出できないと思う。で、”自然”の琵琶湖に闖入する人が持つ武器は知性。

    で、もっとも知性を発揮するのは自分の基準を疑い続ける「知性」だと思う。

  • ヒラリー・クリントンの言葉から地球温暖化が見えてくる

    「地球温暖化は史上最大のビジネスチャンスなのです」

    エタノール推進法案を反対した彼女は、今やエタノールへと飛びつかんばかり。トウモロコシ農家は食料ではなくバイオエタノール燃料として出荷。「儲かるからだよ」と微笑。