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  • ブログをKindleで、遺言です

    ブログをKindleで、遺言です

    パーソナルデータを世紀単位で保存できるのでしょうか?

    ネットがパーソナルデータを世紀単位で保存できる仕組みを提供できれば、ヒトは情報に対して新しい概念を構築するんじゃないか、実現すればヒトはネット上で進化できるんじゃない? って想像しました。

    まず、話を書くにあって以下の3つを想定していません。

    • 一企業の事業を想定していない
    • 新旧技術の対決を取り上げない(紙か電子書籍か デジタルカメラか銀塩かなど)
    • 専門的知識と技術を知らない

    AppleはiPadを発表して電子書籍のプラットフォームを用意しました。iPadを使う広告写真を見ると、Appleは日常のシーンでもっとインターネットを提案しているように僕は感じました。生活のタスクをもっとオンラインへの提案です。

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  • 同じ仕事をしても賃金は減るよ

    中高年が労組結成 定年後の不安定雇用に団結して対抗へ

    この日加入したのは約20人。都内の印刷会社に勤める男性(59)は再雇用後の賃金は半分程度になる見込み。「同じ仕事を行うのに、賃金の大幅減はおかしい」と憤る。

    「現場」を知りませんから批判するのも卑怯でしょうけど承知の上で。同じ仕事を行うのに、賃金の大幅減はおかしいにしっくりこず。

    前提をかえれば、「新しく提示された賃金が(今までやってきた)同じ仕事の対価」だと考えないのだろうか。そう考える立場の人もいると。で、「対価」と書いた。まっ、「賃金」と「換算」しているわけで。すでにそこに断絶が。これ以上は野暮というもの。

    「団塊」キーワードの商売は健在。書籍は玉石混淆。で、けど、あれです、アレ。団塊が「団塊」を語ると共通項が露わ。主語は「私」の団塊。私たちの困窮や被害だけを訴えて、団塊が先代と後代に与えている影響をカウントせず。

    私は第一次ベビーブームから生まれた第二次ベビーブームの世代。父親に対峙すると、ひとりの親と団塊、プライベートとパブリックな空間。パラドックスが透かし見えてイヤ。父親へのリスペクトと団塊への蹂躙。

    そのパラドックスから学んだの3つ。

    1. 他責せず自責であろう
    2. 世代への責任転嫁を拒絶しよう
    3. 思考停止に震えよう

    このテキスト全体が自己言及の矛盾。それに苦悩する日々。

    団塊格差 (文春新書)

    団塊格差

    団塊漂流―団塊世代は逃げ切ったか (角川oneテーマ21)

    団塊漂流―団塊世代は逃げ切ったか

  • 35歳ですが関心は持ってますよ 恋空

    30歳以上は関係ねぇ!? 「恋空」が大ヒットしたワケ

    ガッキーこと新垣結衣さんが主演した映画「恋空」が大ヒットしている。2007年11月3日の公開から5週間で興行収入は32億円、動員数は260万人を超えた。女子中高生を中心とした若い女性が映画館に押し寄せる「恋空現象」が起きている。だが、ネットの映画サイトや映画通の評判は決していいわけではない。そんな映画がなぜヒットするのか?

    Amazonの恋空<上> ―切ナイ恋物語のレビューも毀誉褒貶相半ば。映画の評価は「絶賛」と「酷評」の真っぷったつ。

    私はいうと読んでないし観てないので、ケータイ小説界隈から距離を置いて傍観デス。

    ただ出版業界には衝撃が走っているとのこと。なにせ出版不況のなか、おまけに”ケータイ小説なんて”といくぶん嘲笑気味だったところに、年間売上ランキングベスト10入りだわ、映画は大ヒットだわなわけで。おそらく追随するように「売れる」もの探し、宝物を祭りあげるかのうように続くかと。

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  • インターネットへ接続できることは基本的人権のひとつ

    “インターネットへ接続できることは基本的人権のひとつになる”という言葉をひしひしと感じる。基本的人権とうたうから100ドルPCを開発して途上国で販売したいなんて情熱も湧き出るわけで。それはさておき。

    携帯電話に内蔵カメラとGPS機能とRSSリーダー、そして搭載OSはWindows Mobile 6。まぁ移動中でもバリバリワークしなくちゃタスクをさばけないぜ的なビジネスマンには不足だろうけど、私のような暇人だけど情報を知りたいというワガママで怠惰なヒトにはうってつけ。国内でも販売してほしい。

    BlackJack

    サムスン電子、人気スマートフォンの後継モデル「BlackJack II」を発表

    機能面では、BlackJack IIは非常に充実している。新機能から見ていくと、GPS機能が内蔵されたほか、ビデオクリップを通話先に送信可能なAT&Tの動画共有サービス「Video Share」にはスマートフォンとして初めて対応した。内蔵カメラは2メガピクセルにアップグレードされ、RSSリーダーも搭載されている。

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  • 暴走老人に伏流する社会の欲

    運よく歳を重ねられれば「老い」を体感できる。からだの一部がうまくうごかない、あたまが色あせる、ことばを選択できなくなる、そしてこころが艶っぽくなる…と、この戯れ言は老いを待ちきれない愚生が勝手に書き散らしたにすぎない。「老いていない」人間が「老い」を語る無謀さを自覚しているものが、「老い」ることができるのではないか。そうつぶやきながら以下のエントリーがなんとなくつながってくる。

    24時間TVが終わる9時前に欽ちゃんがゴールしたら、視聴者はそこでチャンネルを替えてしまう。「そこを計算してゴールさせた」という批判は今回も起きた。日テレは「欽ちゃんに、そんな余裕はない」といっていたが、「年寄りを使って、あそこまでしなくていい」(放送評論家の志賀信夫)に共振する。

    via: 【テレビ業界問答無用】「身内」に甘すぎるBPO検証委「全く期待できない」

    「格差社会 高齢者」とタイプしてGoogle先生に教えてもらうとなんとなくわかったようなおごりを脳感できる。

    著者が税務署で目撃した老人は、領収書が書類に張りきれない、と小言をいい、係の女性が袋に入れたとたん、「アンタ!失礼じゃないか」と声を張り上げ、突然怒りを爆発させた。さらに税務署からの帰りに見たのは、スーパーのサービスカウンターで、注文した品物がきちんと入荷しなかったと、15分以上も怒声で抗議し続ける初老の男性だ。いまキレるのは若者だけでない。なぜ老人は「暴走」するのか。

    via: 【著者に聞きたい】藤原智美さん『暴走老人!』

    暴走老人!

    暴走老人!

  • 動じない18歳たち

    第89回全国高校野球選手権が終わった。開幕戦を制した佐賀北がそのまま一気に頂点までのぼりつめた。最初から最後まで大舞台に立っていた主人公たち。もじどおり旋風をまきおこした。

    asahi.com: 「がばい旋風」佐賀北 県立高、努力でつかんだ頂点

    快進撃の裏には、たゆまぬ努力が隠されている。土台になっているのは徹底した基礎練習だ。「練習時間が短いことはハンディとは思っていない」と百崎監督。久保は冬場にチーム一走り、タイヤを引っぱった。体力をつけることで自信もつく。九州の強豪校と積極的に練習試合を組み、試合後は必ず選手自身が相手ベンチに出向き、よかった点、足りない点を指摘してもらった。

    まったく動じていない18歳たちに惚れ惚れと見入る。あまたの選手のなかでもっとも印象に残ったのは、帝京の左腕エース垣ケ原達也投手。

    Sponichi Annex: 横浜 帝京の垣ケ原を緊急リストアップ

    準々決勝で佐賀北に敗れたものの、チームをベスト8に導いた。村上チーム運営部門統括は「ウチは左の先発候補が欲しいのは確か。垣ケ原くんはマウンド度胸がいいし、スカウトからの評価も高い」。

    ベスト4進出をかけた佐賀北戦。下馬評では帝京有利。ところが、試合がはじまると、強打の帝京打線は沈黙し、延長にもつれこむ。垣ケ原達也投手は、当初の予定と違い、3回から登板。

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