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  • アルバムを曲順に聴かないよ

    2012.07.29 晴れ

    [youtube=http://www.youtube.com/watch?v=opyYusNCC-A]

    今朝は ザ・コレクターズ – 青春ミラー(キミを想う長い午後) でスタート。2Days初日、昨日(07/28)のライブよかったなぁ。今日は後ろではじけよう。さすがに足腰が痛い。首もつっぱっている。ライブ映えする曲ってあるよね。

    昨日、今日の午前中はM先生のサイト制作。コンテンツを見直す時機にさしかかっているかな。数年前のウェブ環境と異なる。スマートフォンの契約台数が増加の一途をたどっている。Android端末は複数のディスプレイサイズがある。それらすべてのサイズに対応できない。「このサイズでウェブにアクセスして」ってコントロールしたころとまったく違う。

    紙媒体の特性は表示範囲の制約だ。この制約のなかで表現のアイデアを練り上げる。ウェブにはほぼない。自由だ。自由がゆえに彷徨う。生活と似ている。自由は行動を戸惑わせる。なにもできなくなる。自由の空白と遊ぶアイデアを持っていなかったら自由は退屈。

    国内の5年後の携帯電話市場では、スマートフォンがほぼ1人1台の水準にまで普及するらしい。調査会社が予測をまとめた。26年度に6,000万台、29年に9,500万件に達するとのこと。

    わずか5年。5年後を想定したウェブの制作は無理。5年後、SNSがどうなっているか予測できない。もしSNSのピークが過ぎていたら、SNSとの連携を狙ったいまのサイトコンテンツは通用しない。ウェブこそ「いま、ここ」だと思うけれど、ウェブは「いま、ここ」にとどまらせない焦燥感を抱かせる。

    昼食をすませて大阪へ。少し早めに出た。結果的によかった。大阪 – 新大阪間の橋桁にトラックが衝突してJRがストップしていた。なんとか京都まで行き、阪急の振替輸送を利用して大阪へ。大阪で見たいモノがあったけど、ろくすっぽ見られず心斎橋へ移動。

    歩道の2カ所に花が供えられていた。写真も置かれていた。すぐにあの事件の場所とわかった。少しだけ立ち止まった、少しだけ。コンビニの前でおやつを食べていたらスマフォを片手にウロウロしていた男女に声をかけられた。女性から「ライブ行かれますよね?」って尋ねられた。道順を教えた。もうそこですよ、と指さし。じつはさっき大丸前で彼らを目撃したとき、ひょっとしてごいっしょかもって思っていた。僕はキョロキョロしながら歩く癖があって、やや異なる動きをする人に視線が向けがち。

    16:30開場。最後尾でよかったのでのんびり。昨日は中央前よりに立って足腰が限界。17:00スタート。19:15に終了。

    GLAYとかぶらないでってお願いしながら御堂筋へ。昨日はかぶったが今日はかぶらず。GLAYのファン層に驚いた。感心した。すごいなぁ。10万人集客するってこういうことなんだって感動した。

    大阪駅へ向かった。なんとJRの遅延が続いていた。60分から100分遅れとの表示。幸い僕は遅れてきた列車で待ち時間なくすいすい帰宅できた。京都駅での接続もスムーズ。遅れている列車が定時発車みたいな感じで遅れていた感覚がなかった。

    iPod Touchや音楽端末はシャッフル機能やプレイリスト作成機能を搭載している。僕もアルバムを全部iPod Touchに入れて専用のプレイリストを作成してシャッフルで聴いている。アルバムの曲順で聴いていない。まさかと思うけれど、アルバムの概念を知らないユーザもいるかしら、と聴きながら考える。興味深い論文も発表されている(参照: ポップ音楽はここ50年で「よりうるさく、単純に」、論文 国際ニュース : AFPBB News)。

    ライブ映えする曲がアルバムでもよい感じとはかぎらないけれど、気に入ったライブのセットリストを入手して、アルバムやシングルから集めてきてライブを再現したプレイリストを作成している人がいるかも。アルバムから個別の曲を購入できるから、自分だけのコンピレーションをつくったり。

    そんな遊び方ができるいまの音楽を聴く環境は、ウェブと似ている。自由。作り手の意志が聴き手を制約できなくなりつつある。

    ファストファッションの洋服や古着を購入して自分でアレンジする人がいるらしい。何かで知った。いちからデザインしなくてよくて、アレンジするプロセスを楽しむ人たち。アレンジしてもらうのを狙った服も売り出されている? ブランド(ファストファッションもブランドだけど)やラグジュアリーではありえないし、作り手もアレンジしてもらうことを狙う発想はないと思う。

    列車のなかの人たちはスマートフォンに夢中だ。操作方法や仕草を観察する。ヒントがある。なにをしているかはわからない。おじさんのようにのぞき込む蛮勇をふるわないし。ウェブの環境は確実に変化している実感。モバイルファストというアイデアが喧伝されるのも納得。

    移動しながらサイトを見ているから長文を読まない、わかりにくい写真を確認しない。次々フリックしている。あのスピード感とスピード感が生成する理解力にあわせたコンテンツを作り手は意識しないと。

  • 功夫

    2011.05.24 雨

    五月雨は五月に降る雨。ただしその五月は陰暦。梅雨のこと。あきらめていたロベリアがつぼみを持った。とてもとてもうれしい。二回目の冬を越してくれのに枯れさせてしまった。弱々しかったのであきらめかけてた。3月だったか、土を入れ替えたときお別れしようか悩みに悩んでくよくよしちゃって、やっぱりお別れできず、完全に枯れた部分を取りのぞいて鉢のはしっこに植えておいた。つぼみがみえたときぐっときた。

    終日、M社のサイト試作品を製作。もうWordPressを使わずにサイトを制作するなんてできなくなりそう。とにかく小中規模のサイトではWPで充分。試作品のサイトをiPadで確認。

    iPadを手にしてからラップトップにふれる機会が減った。減ったというより仕事以外ではさわらなくなった。ブラウザとメール、Amazonの検索と購入、電子書籍とPDFの閲覧、TwitterはiPadで。あっというまにiPadがない生活は記憶の奥深くにしまわれた。予想どおり。

    ラップトップはウェブ制作専用へ。あとは動画を視るときぐらい。iPhoneを購入(いまはiPod Touch 4Gに変更)したときと同じ現象。とはいえiPadがもたらしたぼくのライフスタイルの変化はiPhone/iPod Touchよりはげしい。

    すごいの一言。このデバイスが進化していく未来。個人情報の一元管理と認証機能を装備して、医療・行政・教育のデータをタブレット系デバイスに集約するような時代がやってくるだろう。個人情報の集約化や国家の管理に対して抵抗は根強い。まだ少し先のお話。運よく長生きできたらそんなシステムのはじめを体験できるかもしれない。今の子供たちの子供が生まれてくるような時代には環境が整っているかなー。

    iPadは医療現場で活用されている。持って理解した。iPhone/iPod Touchより表示面積が広いから医療データを入出力しやすい。たぶん民間の大病院はもう実践してるよね。健康診断やドッグなどの数値データを患者のiPadへ記録して、そのデータに適した運動療法や食事メニューを配信しているはずだよ。

    正法眼蔵随聞記 二 一の(一) 続高僧伝の中に

    『正法眼蔵随聞記 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 P.61

    一が終わった。これから二へ。岩波文庫版は二が一なのでここから始まっている。権威や高徳に対してつつしみうやまう。はじめはつつしみうやまっていたけれど、作法はいつしか形式になってしまう。形式は祈りと違う。祈念は時間をつくりだすだけれど形式は時間をむだにつかう。そんな情景を僕は思い浮かべた。

    物質をうやまいつつしみ続ければいつか悟りがひらかれる。三宝をうやまいつづければ人間界や天上界に生まれる果報を受けられるが、三宝をうやまうことによって仏の悟りを得たと思い込むのは間違っている、と云う。誤解。物質へ帰依。自分の内側へ踏み込まない。外側にある目に見える姿形へ依存する。言葉で解釈するのはかんたんだしいかようにでも批判できる。

    ほんとに古いモノを愛でるのと、古いモノに似た新しいモノを愛でるのは違う。

    古いモノのフォームだけを再利用して郷愁をさそうルックスにしあげる。イベントのために1300年前の建物を再現するのとかわらない。人は魅了される。ノスタルジアでもはじめて目にするフェイク。フェイクだと知ってる。でも目の前に現れた建物は当代に建築されたリアル。物体感嘆。昔を懐かしむ、映像を愛おしむために記憶より物質を媒介したほうが再生しやすい。物質を目にしたほうがありがたがりやすい。

    そんな感じ。

  • 幾度

    2011.05.17 晴れ

    昨日の不安定な天気から一転して初夏らしい晴れ。14:00頃から1時間ほど歩いた。Tシャツの上に長袖のシャツをはおる。日陰はほどよく涼しく日向は少し汗ばむ。カラッとして気持ちよい。外国人は来日して空港から降り立つと湿度を感じる、ってFM80.2で聴いた。今日のような天気も感じるのかな。

    F先生のWP制作。想定したナビゲーションや形はほぼ完成した。先週あたりからディスプレーとにらめっこしてキーボードをたたいたので肩と腰がぱんぱん。腰が悲鳴を上げて夜中に起こすもんだから夜中に体操。

    iPad 2出荷のメールを受信。深センの出荷受付完了。到着は21日予定。PCを買うとき、どこのメーカーがよいかって選ぶ。つきつめればPCのパーツは台湾や中国の工場で製造されていることをわかっちゃいるけど選ぶ。細部のパーツはフォックスコン。DELLやHPとAppleへ各種パーツをOEM供給して、筐体を組み立てる。iPad2の製造は富士康深圳の工場。富士康深圳龍華工場は有名である。多数の自殺者で。

    世界がDELLやHPやAppleのMade in Chinaを買えば中国で若者が自殺している。一頃、僕がスターバックスでコーヒーを飲めば、子供たちが農園で働いている(今もそうなんだろうか?)、という構図。

    iPad 2の到着より先にケースがヨドバシカメラから到着した。待ち遠しい。純正に拘泥していない。風呂蓋はどう考えても利益を稼ぎすぎって感じたし革のケースも僕には高すぎるのでスルー(REDはそそられた)。“Simplism iPad 2 フリップ シリコンケース 折りたたみスタンド付属 ブラック TR-FSCSIPD2-BK” (Simplism) の青を購入。

    髪を切ったアンジェラ・アキの「始まりのバラード」をFM80.2で聴く。のびらかなリズムとつつみかくさない歌詞。違う曲なのにどれを聴いても同じように聞こえる曲を作曲するアーティストもいれば、似かよったテイストの音に聞こえるのにそれぞれの曲はキャラを持っているような感じでしあげるアーティストもいたり。といっても両方とも僕の耳であって他者がどんなふうに聴いているかわかりようもないしね。

    正法眼蔵随聞記一 十一 学道の人、参師聞法の時

    “正法眼蔵随聞記 (ちくま学芸文庫)” (筑摩書房) P.52

    先輩や上司、先生から教えを請う。「能々窮メて聞キ、重ネて聞イて」いるだろうか。心にほんのわずかな疑問を残ってないか。問うべきを問わず、言うべきを言わないで、あとになって聞かなかったと抗議し、言えなかったと申し開き、対象とぎくしゃくする。問うべきを問わず言うべきを言わず、疑念を残したまま自分でなんとか解釈しながらコトとすすめたが、結果的に的をはずしてしまい事がややこしくなってしまったりする。

    自分の得を熟慮すれば住みやすい環境をつくれる。シンプルストーリーは危険なんだけどそう感じる。エゴイズムは我が儘じゃない。自分が得するとは、自分に災難がふりかからないようにまわりと丁寧に折り合っていくことだと思う。不愉快な思いをしないように。怒らないように。

    そんなシンプルストーリーを立脚すれば、問うべきを問わず、言うべきを言わないって減らせるはずなんだけどな。実際は減らないし、黙っている。「我ガ損なるべし」と書いてある損は実利的な意味あいとか目論見ではないと思う。自分の成長を妨げる要因ってふうに僕は解釈した。

    反対に教えるほうも同じだ。相手が理解しているかどうかを何度も何度も問う。言う。しつこいぐらい、いやがられるぐらい。それもエゴイズムだと思う。

  • 意外

    2010.05.26 曇り時々雨

    寒い。西高東低冬型気圧配置。羽毛布団を片付けたら何かの法則みたいな仕打ち。お天道さんひどいよ。この間の日曜日、早起きしなければならなかったので、その時、天使のモーニングコールを聴いた。DJの女性は至極まっとうな内容を語っている。ただ一つ、必ず総裁の教えって冠がつく。至極まっとうだから、心身ともに引き寄せられる人がいて、信仰心が芽生えるのかも。なまじっか、他宗排斥や絵空事を並び立てるより、身近な話題から振る舞い方へ転化して、最後は”教え”で締めくくる構造パターンは、聴く頭にすぅっと入ってくる。上手だ。

    午前中、アクセスログの収集と解析。それを済ませて12:00前に歯科健診へ出発。途中、梅田の紀伊国屋で 『Newton (ニュートン) 2010年 07月号 [雑誌]』 ニュートンプレス [to Amazon]『カオスの紡ぐ夢の中で (〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF)』 金子 邦彦 [to Amazon] を購入。小学館文庫で出版されてAmazonでプレミアがついてた複雑系研究の金子先生の本がようやく復刊。即買いでした。

    Twitterでつぶやいたけど、なんで歯科健診へ行ってるんだろ? 他人へうまく説明できない。健康診断を嫌がる人の中に「いやな結果が出るのがコワイ」って云う理由があるらしいけれど、歯科健診はいやな結果が出るのがコワイわけでもないし、でも、虫歯が見つかるとかなり凹し、なんで健診に行ってるのにって嘆くし、なにかSMゲームしてるような気分もあって、これが習慣化かって云われるとなるほどで、でも、そのプロセスをメタから明快に記述したくても、それは実に困難な認知プロセスであって。

    って、チェアの上で思案しながら口を開けていたらいつのまにか終わった。その後、里へ行く。先週の土曜日、両親が新しいPCを買ったので、PCの設定。前のPCがNECだったので、今度もNECを買うって言うので、ヨドバシカメラでNECのデスクトップをチョイス。久しぶりにWindowsの販売売場を視て浦島太郎気分になりました。今や一体型がデフォとは。地デジもデフォが多い。

    里に到着してNECの箱からPCを取り出し、電源ONしてWindows 7のセットアップ。はじめてのWindows 7。おお、かなりよい。NECの第一印象はよいです。親切な設計。正直、見直しました。付属ソフトもNEC専用の管理画面からインストールとアンインストールを管理できるし、最初からメーカPCにありがちな”なんでもかんでもインストールしとけ”的な状態でないので好感度が急上昇。

    Windows 7 64bitの動作も軽快。メモリ管理が優れているのか、複数のアプリやタスクを起動させても、マウスの動きとOSの処理にタイムラグがほとんどなし。複数のアプリをインストールしながらブラウザでネットして、メールを書いてもまったく問題なし。かなり気に入りました。IE8のフォントが綺麗。MSのフォントは汚い印象しか残っていないのでブラウザでネットする気もないけれど、Windows 7+IE8のフォントの可読性は高いと思う。

    ノートPC(Sony Vaio PCG-SR9/K)はいよいよ11年目に突入するので、そろそろ買い換えかなぁ。でも、まったく問題なくサクサク動いている(Flashは息切れする)。Pen3+mem256MBのノートPCでも、ちゃんとメンテしていれば、11年経っても動くんだな(物理的故障しなければ)。

    PCの設定が終わった後、父親の操作を視ていて有意義な情報を収集できた。ブラウジングしている時の動作やOSを触っているとき、デジカメから写真を取り込んで表示するまでのマウスの動きなどなど。びっくりしたのは、XPからWindows 7へ変わっても父親があまり驚かなかったこと。下手にOSの操作方法を理解しているより、何も知らない方がかえって乗り換えやすいらしい。そうか、認知しようにも「何もわからない」ないから、「前はこうだったのに、今度はないぞ」なんてパニックが起こらないみたいだ。

    父親が寝た後、全自動バックアップやメンテナンスソフトをインストールして、両親が何もしなくてもデータをバックアップしてPCをメンテナンスするように設定。そのまま里で宿泊。久しぶりにWindowsを触って堪能。

  • 純正

    2010.02.16 晴れ

    午前中、DB制作。書籍、第三章をやり直す。上手くいかず。要検討。昼からF先生とK先生、O先生の検索エンジン対策。その他、ページの調整。F先生のサイトのコードを全面的に見直したい感じかな。その後、アルバイトの資料が到着したので没頭。

    夜、休憩をかねて、Mac mini G4を分解。もう何度分解したことか。アメリカから純正のFANが到着したので、開腹して設置。メモリも1GBに変更。蓋をあけたまま、スイッチをON。すごく大きなジャーンの後、HDDが起動せず。焦った。PRAMやPMUをリセットしてもダメ。しばらく悩む。再度、分解して各パーツがきちんと装着されているかチェック。もう一度、蓋をあけたままジャーン。無事起動。セーフモードで起動させてから稼働。その後、ハードウエアテスト、OK。1回目のスイッチONの時、純正FANが無音に近かったので、耳を近づけた。それでも回転しているか判定できなかったので、CDドライブをはずして回転を確認したぐらい。

    Mac mini G4が好き。性能は旧世代だし、業務用に使えないけれど、フォルムをすごく気に入っている。開腹して中を見ると、よくこんな小さな箱にロジックボードとHDD, CDドライブ, メモリを詰め込んだと思う。所々雑な配線も見られるけれど、あまり気にしていない。とにかく小さくて無音。すごく快適。次もIntel Mac miniを購入したい。

    開腹して起動まで1時間ほどかかったけれど無事終わったので、アルバイトを再開。夜中就寝。眠い。

  • 中核

    2009.11.18 曇り晴れ

    夜明け前に目が覚めた。しし座流星群を観賞できるかなと考えたがやめてしまった。体調が少し崩れているので風邪を引くかもしれないと判断。我慢。西日本では見えたらしい。薄暗い中、植木を除くと湿っている。昨日の雨で土は乾いていない。

    朝のミーティングに備えて最後の確認と準備。何を相手に伝えなければならないかを頭の中で繰り返す。それを声に出して自分の耳で聞き取り、理路が明瞭か確認する。不明である箇所は修正。メモはとらない。紙廃止運動中。

    09:00前に出発。京都駅で『日本辺境論 (新潮新書)』 内田 樹『自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)』 森 博嗣 を購入。森先生の待望の新書。とても楽しみ。『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)』 森 博嗣『臨機応答・変問自在〈2〉 (集英社新書)』 森 博嗣 も刺激的だった。

    09:30から京都駅でH氏とミーティング。12:00に終了。まずまずの評価をいただいた。ミーティングの内容をサイトに反映させなければ、今日の評価は無意味。成果を出していただけるよう後方支援。

    ビックカメラに立ち寄る。30分ほどMacを見る。見ると欲しくなるけどぐっとこらえて、知りたい情報を確認。平日だと人が少ないので実機に触れられる。iMacの熱は予想していたほど高くなかった。とはいえ展示状態から推測すると液晶の寿命に影響を与えそうにも思う。あと、液晶の背景を白に設定してデフォルトの色彩を確認したかったけど、ロックされていた。残念。それにしても、光沢の液晶は慣れないかもしれない。かなり疲れる。

    Mac、それも10.5を利用するようになって、仕事で使うシステムの設計が変わった。今まではハードウエア=データだった。ハードウエアが置き換わると環境構築の時間が必要だった(それでもWindowsの頃と比較すると短い)。10.5のTimeMachineを使い始めて、ハードウエアは本来の消耗品に戻った。システムの中核はソフトウエアとデータによって構築された環境であり、その環境をTimeMachineはバックアップしてくれる。ハードウエアが置き換わっても短時間で復旧できる。

    これまでPowerBook G4とMacBook ProをMac mini(Server 10.4)が仲介してモバイルアカウントで同期をとっていた。クライアントである2台のMacはほぼ同じ環境。主のMacBook Proが故障してもPowerBook G4に切り替えればタスクが止まらない。

    ハードウエアに依存するシステムでなくなった。この変化は自分の設計概念の転換を要求した。とてもよい勉強になった。もっと勉強しなければ。

  • MacBook Proの起動ディスクをFW800からeSATAへ変更

    MacBook Pro MA601J/A

    MacBok Pro(MA601J/A)の起動ディスクをIEEE 1394b(FireWire800)からeSATAへ変更したので備忘録。FireWire800からeSATAへ移行。

    (さらに…)

  • 地図

    2009.10.12 晴れ

    暦では3連休最終日。秋晴れ。少し雲が多いかな。朝はいよいよ涼から寒へ、夜も躰が冷えやすくなってきた。 そろそろ秋植え球根の支度をせねば。夢を見なかった。周辺に住むヒトが変わると、それにあわせてノイズが変わる。夜は静かだとヒトは思い込む。他方、朝寝て夜起きるヒトはは、かならずしも夜は静かでない。両者の共通点は生活のリズムが基準であること。その基準が迷惑を互いにもたらす。基準が異なると気をつけなければ。慎ましやかの単語を所有しているかどうか。

    M先生のWPを変更しようと考え、コードを読んでいた。WPをデフォルトのテンプレートから作成し直したい。本来なら、HTMLのコードをイチから書いて、その中にWPのPHP部分を流し込めれば自由自在なルックスを作成できるはず。ただ、そうなると、WPの効率性を損なう。折り合いをつけたいところ。

    夕方、イオンヘ買い物。あまり買う物はなかった。果物と野菜などを購入。レジの女性を観察。凄腕の店員さんの動き。客がカゴに入れた商品の配列は無限であり無秩序。それを秩序立てて再びカゴへ入れる。昨今、マイバックやマイ買い物かごを持っている人が増えたから、秩序のニーズは増えているような気もする。

    『世界は分けてもわからない (講談社現代新書)』 福岡伸一 にマップラバー(map lover)とマップヘイター(map hater)の話が登場する。おもしろい。自分は10-30代の前半までマップヘイターだったと自己評価。それ以降は、マップラバーの要素を少しずつ取り入れてきた(ように努力しただけかも)。今でも時折マップヘイターの要素が強く現れたとき、その感覚を自分で認知してしょげてしまう。60兆個のヒトの細胞は究極のマップヘイターであり、鳥瞰的な全体像を知るマップラバーはどこにもいない。不思議だ。どうして、それらがややもすると秩序立てた動作と機能を果たすのか。ヒトの目が切り取った部分。部分という人工的な解釈。

    夜、Mac mini G4を分解。久しぶりだったので手順を忘れた。YouTubeにアップされた分解手順 を参考にばらした。メモリ, CD, ファンまではずして、最後はHDD。ここではマップラバーが機能したほとんど全バラ。まず、デフォルトのHDD(ATA 80GB)を手元にころがっていた40GBに交換。診断テストでHDDのエラーがあったので対処。内蔵は使わないので新たに購入しない。ATAはもう卒業。交換後、分解した手順をそっくりそのまま可逆。約40分ほど。Air Mac?の配線がはずれたのでちょっと手間取った。診断テスト合格。あれ、ロジックボードやメモリーはエラーを検出せず。ふーむ。では、dmesgの “ALF ALERT: sockwall_cntl_updaterules ctl_enqueuedata rts err 55” はナニ?

  • 悪夢

    2009.10.08 雨晴れ

    何度も目をさました。暴風。轟音。何か飛んでこないかはらはらした。起きては外を見ると木が踏ん張っている。明け方、ヒトが歩いているのを見て驚いた。新聞が配達されたことも。感謝。ただ申し訳ないというか、遅配でもよいのではと心配だった。滋賀県は配達の時間帯、暴風域だった。そんななかを配達したのかと想像して、緻密なシステムと高い職業意識に敬意を払わなければ、なのに、少しせつなくなった。

    何度も目をさました。もう一つ。夢。最近、何かトラブルがあると、現実から夢へ引き継ぎがはじまる。夢では解決されないのに見ている。今朝も、昨夜のKさんとの話を夢の中で続けていた。どういうカラクリがそんな幻想を抱かせるのか。奇妙。

    F社のページづくり。改変箇所をリストアップ。設計を書き換えられそう。手応えを感じる。その後、O先生の印刷。かなり手間取った。DTPでなくとも印刷の奥深さを体感。色再現のほか、印刷位置やプリンタの動作など調整項目が多い。何回か失敗。インクと用紙が痛い。

    夜、悪夢が。Mac mini G4 (M9687J/B)がおかしい。嫌な感じ。このMac miniにMac OS X Leopard Serverをインストールしている。ここ最近、なんだか挙動がおかしかったので、気になっていた。で、terminal で dmesg を表示させた。

    terminalには “ALF ALERT: sockwall_cntl_updaterules ctl_enqueuedata rts err 55” 。即、Googleで検索。海外の掲示板がヒット。メモリーかロジックボード。思い出す。そういえば、このMac miniって再起動の時、起動音がしない(正確にはしなくなった)。PRAMクリアすると起動音が鳴るけど、その後は鳴らない。おかしい。メモリーなら交換できるけど、ロジックボードなら交換できない。交換の金額で本体が購入できるはず。

    疲れた。サーバの故障。HDDの故障。マウスの故障。トラブルが続き、そして昨日のこと。ここでぼやくだけでとどめられている点が唯一の救い。自分の責任。リスク管理の見積がかなり甘かったということ。もっと自分に厳しくならないと。そして謙虚に。

    昼食はなし。夕食は鍋。中華風のスープをベースに鶏肉, 白ネギ, しめじ, なめこ, 白菜などなど。野菜をたっぷりと。おいしいものを食べられる。それで幸せ。苛立っても何も解決されない。解決する手段をひとつひとつ着実に実行しよう。