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  • 中核

    2009.11.18 曇り晴れ

    夜明け前に目が覚めた。しし座流星群を観賞できるかなと考えたがやめてしまった。体調が少し崩れているので風邪を引くかもしれないと判断。我慢。西日本では見えたらしい。薄暗い中、植木を除くと湿っている。昨日の雨で土は乾いていない。

    朝のミーティングに備えて最後の確認と準備。何を相手に伝えなければならないかを頭の中で繰り返す。それを声に出して自分の耳で聞き取り、理路が明瞭か確認する。不明である箇所は修正。メモはとらない。紙廃止運動中。

    09:00前に出発。京都駅で『日本辺境論 (新潮新書)』 内田 樹『自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)』 森 博嗣 を購入。森先生の待望の新書。とても楽しみ。『臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 (集英社新書)』 森 博嗣『臨機応答・変問自在〈2〉 (集英社新書)』 森 博嗣 も刺激的だった。

    09:30から京都駅でH氏とミーティング。12:00に終了。まずまずの評価をいただいた。ミーティングの内容をサイトに反映させなければ、今日の評価は無意味。成果を出していただけるよう後方支援。

    ビックカメラに立ち寄る。30分ほどMacを見る。見ると欲しくなるけどぐっとこらえて、知りたい情報を確認。平日だと人が少ないので実機に触れられる。iMacの熱は予想していたほど高くなかった。とはいえ展示状態から推測すると液晶の寿命に影響を与えそうにも思う。あと、液晶の背景を白に設定してデフォルトの色彩を確認したかったけど、ロックされていた。残念。それにしても、光沢の液晶は慣れないかもしれない。かなり疲れる。

    Mac、それも10.5を利用するようになって、仕事で使うシステムの設計が変わった。今まではハードウエア=データだった。ハードウエアが置き換わると環境構築の時間が必要だった(それでもWindowsの頃と比較すると短い)。10.5のTimeMachineを使い始めて、ハードウエアは本来の消耗品に戻った。システムの中核はソフトウエアとデータによって構築された環境であり、その環境をTimeMachineはバックアップしてくれる。ハードウエアが置き換わっても短時間で復旧できる。

    これまでPowerBook G4とMacBook ProをMac mini(Server 10.4)が仲介してモバイルアカウントで同期をとっていた。クライアントである2台のMacはほぼ同じ環境。主のMacBook Proが故障してもPowerBook G4に切り替えればタスクが止まらない。

    ハードウエアに依存するシステムでなくなった。この変化は自分の設計概念の転換を要求した。とてもよい勉強になった。もっと勉強しなければ。

  • 接触

    2009.09.12 雨

    07:05起床。アラーム。腰痛。昨日同様、涼しい以上寒い未満。朝から雨。09:00すぎに職人さんがやってきて家を修理。管理会社が大家さんと交渉してくださった。09/06に発生した緊急事態がようやく終了。ただ、完璧ではない。折り合いをつけて生活は続く。

    O先生からサイトの修正依頼があったのでさっそく手直し。S社のセミナページのプログラム準備。

    あとは読書。『女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)』 森 博嗣 を読む。こういう思考を身につけたいと思う。WENGERのブレッドナイフを使うと道具を理解できる。デザインを体感できる。意味を考えさせられる。表現それ自体がユニークであろうとするとき、発想と思考が先端でなければならない。先端は流行を含むけど、誰かが流行と認識したらすでに流行じゃない。流行の構造。キャッチアップされない先端に立つ。数年後、先端は追いつかれ理解される。追いつかれるまでの年数を調整する技巧。それがユニークである基本条件だろう。

    週末の最終列車に乗ったとき感じる恐怖。躰の接触。安全という前提で調和される空間。一人一人の動き。予測できない動作。見えない物体。隠れた意図。それらの総体は危害を及ぼさないという神話を信じることで人を運ぶ。列車に限らず。大勢の人が集まる空間は、幻想を共有されなければ成立しない。幻想が存在するから、リスクへの受信感度を低下でき、他のリソースへ振り分けられる。

    夕方、イオンでカフェインを摂取。買い物。鍋の食材と日曜日のキーマカレの食材を調達。月曜日の食材を考えながらグルグル回る。種なし巨峰が輝いていた。カゴへ。揚げ豆腐が安かった。サンマがまた値下がり79円。週末は人が多い。警備員が増える。見えない場所で挙動不審は発生。ただ、気づかないだけ。自分の視覚に入ってこないだけ。帰りに 『銀河不動産の超越 (講談社ノベルス)』 森 博嗣 を購入。

    帰宅後、Amazonで 『LED LENSER P14』『LED LENSER P7』 を検討。悩む。もうちょっと調べよ。あとコンパスとナイフもサーフィン。おもしろい。

    昼食は究麺。夕食は鍋。塩味、たくさんの野菜。鶏肉のつみれ。ショウガを味付け。躰がポカポカ、すぐに眠たくなってきた。GOD SAVE THE QUEENの一ページを惜しみながらめくり早めに就寝。

  • 狂騒

    2009.08.05 曇り

    05:26起床。今日は早いよMy Brain. 安定しないなぁ。ガマンして続けよ。太陽はなかなか顔を出さずに湿度がぐんぐん上昇。蒸し暑い。

    午前中、Kさんから緊急入電。緊急の仕事を午前中いっぱいかかって仕上げる。先方へメール。仕事のスタイルやコミュニケーションが人によって異なる。それがおもしろいというか、想定外、うーん、じゃないな、あっ、そうか、そういうところに気づかないのか、みたいなズレを垣間見られて興味深かった。

    昼からGIOSに乗る。近江大橋の特等席が復活していた。取り壊されなかったみたい。うれしかった。さっそくそこで『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)』 麻耶 雄嵩 を読む。新しい型と出会い、少し戸惑いながら読み進めている。文体は読者を選ぶ。作家のユニークな発想は読者を惹き付ける。だけど、ほんとうにユニークな発想は意外と少ない。それは文体に頼っていない。レトリックにも頼っていない。シンプルな文章が驚くような伝達意志を持っている。

    帰宅後、F社の方々とメールでやりとり。サイトについて意見交換。異論が交錯。よいと思う。どんどん異論を交換して、最適な客観を獲得したい。それがユーザを増やす急がば回れ。難点は、Who say じゃなく、What say へ意識を向かわせること。余分な感情を排除しなければならない。

    昼食はパンひとつ。夕食はぶっかけうどん。ねばねば系。オクラと長芋、玉子。野菜も少々。梅ニンニクも投入。美味かった。

    コンパクトカメラは GRDIGITALII を使っている。先日、GR DIGITAL IIIが発表された。F1.9はスゴイ。GR Ⅱを充分使いこなせていないから自分にはもったいけど、一度撮影してみたい。このカメラは、ほんと撮る気にさせる。おもしろい。確か、GR DIGITAL Ⅲの発表のとき、「デジタル一眼レフとコンパクトカメラの間」を訴求していた。ニッチだけど、ステキなターゲットだと思う。そのコンセプトどおりガシガシ撮りたくなるし、画質も申し分ないし、単焦点の奥の深さがたまらない。サイトのターゲットもそうありたい。

  • 律動

    2009.06.15 晴れ曇

    午前中、TypePadの移行。一日かけて残り10%を仕上げて完了するつもり。山場。間にS社のページ作成依頼が入ったのでそっちと同時並行で進める。S社のアクセスログからユーザの動きを確認。改善の余地あり。コンテンツかナビか。仮説はコンテンツ。ユーザが理解できない言葉と内容で記述されている。ユーザが認識していない。知覚していないから「ない」のと同義。

    昼食はなし。GIOSを90分ほど乗る。GIOSのメンテがうまくいってから、チェーリングの調子がよい。物静かな音が心地よい。シフトアップ・ダウンもリズミカル。うれしい。近江大橋で女性とすれちがった。二人とも驚く。まったく同じGIOSだった。あいさつして少し立ち話。橋の上で同じGIOSで会話。なんだか妙な質感だった。

    帰ってきて、TypePad。TypePadを移行しながら過去ログを読んでいると、ひらめきのエントリーがあったりする。たぶん、当人は読み返していない、と思うけど、女性らしいというか、スタッフの視点のひらめき。ブログはダイアローグでもありモノローグ。過去の自分とダイアローグとモノローグの狭間にゆらいでみると発見がある。

    A社のサイトもアクセス順調。メールの問い合わせも多し。やっぱりコンテンツを持っている企業は大小問わず存在している。存在の価値をユーザが求めている。ページの多寡でなく、視覚化されたコンテンツと言葉がユーザを訴求する。

    明日はオリンパスからマイクロフォーサーズ機の発表。画期的な商品だろう。懐古と斬新を融合した新旧ユーザを魅了する商品と期待。日本の技術。ものづくり。創発。発想する会社。

    夕食は、野菜を塩で炒めてうどんにぶっかけ。塩うどん風。うまかった。

  • どんな生活しているの?

    そういえば、ちょっとまえに「どんな生活しているの?」って聞かれた。キョトン。トピックスがとっちらかるのと意外な番組がでてきたりするからみたい。わかりませんねぇ、自分でも。質問した人のとなりにいた人は、「興味の対象が広すぎる」と笑っていましたが、それは間違い。私は「まったく興味がありません」、何ごとも。

    全部ネタです。何のネタか。それは、「事象にふれて私が何を出力するのか?」という<私>にしか興味がない。これだけ。ねっ、どうしようもないエゴイストでしょ。

    あと情報収集はフィードリーダーを使ってます。

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  • WiiとDSをつなげてほしい

    Wii(クロ)(「Wiiリモコンジャケット」同梱)

    Wiiフィット(「バランスWiiボード」同梱)が盛況のご様子。アマゾンは高値推移。近所のイオンには在庫ナシ。かくゆう私もほしいなぁと指をくわえてMacBook Proの画面をながめる。ううぅ。素人考えですので語弊を多分に含んでいるけど、ソフトが拡張するゲーム機じゃない、と。アイデアが拡張するゲーム機だなぁ。

    Wii Fitは脳と身体のバランスをハンドリング。数字は脳、数字の結果を出すのは身体。身体を動かし数字に一喜一憂。ポイントは「身体」。とそんなところに「Wiiプレー後の外科医は訓練で高得点なんて調査結果が出たらしい。ビックリ。

    「手術で一番重要なポイントは、小さく正確にコントロールされた手の動きを行うことであり、それこそがWiiをプレーして得られることだ」と、Kohol 氏は同誌に対して述べている(この記事では、直接的に手術を模倣するAtlusのゲーム、『カドゥケウスZ 2つの超執刀』については触れていない)。

    ゲームのプログラミングやハードの技術にまったくうといので妄想、でもちょっとやってみる。

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  • 文学全集をDSで読む

    DS文学全集

    『DS文学全集』 任天堂 にハマった。一長一短はあるにしても2,800円で100冊読めるうえ、これから配信される小説もダウンロードして読める。さっそく『蜘蛛の糸』をDL。もちろん青田。本棚が満杯になれば破棄するか、ほかの人に渡すこともできちゃう。

    • 名作のチョイスがギモン
    • 著者のチョイスがギモン
    • 多少操作性に違和感アリ

    もあったりするけど、おおむね満足。あとはもっとも気がかりな点、可読性について。賛否両論かなぁ。デフォルトの設定は文字サイズ”小”。それでも大きい(と思う)。だから一画面に表示される文字数が少ない。かわりにサクサク読めちゃう。でも、苦手な人もいるかと。このあたりどう慣れていくかですね。

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  • 日本以外のTreo

    Treo 500v

    Treo 500vの発表記事を読むと、やっぱり日本のモバイル市場はワールドワイドと位相を異にしているのかなぁと思ってしまう。地下鉄でメールを一心不乱に打ち込む姿を見て、ただいま増加中の外国人観光客は目を丸くするという。使用目的が違うだろうから、実装される機能違うのかもしれない。

    Palm Europeは9月12日 (現地時間)、Windows Mobile 6ベースの「Treo 500v」を発表した。3G/ UMTSをサポート。10月よりドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ポルトガル、スペイン、UK、南アフリカなどで、Vodafoneから提供される予定だ。年内にiPhoneが登場する見通しの欧州において、Palmが高速でビジネスユーザー向けの機能も取り入れたコンシューマー向けモデルで先手を打ってきた。Palm、欧州で3G/ UMTS対応の「Treo 500v」、iPhoneを意識

    ワールドワイドで販売される端末と国内限定の端末。どちらがどうという寸評や次数の高い論評は専門家にまかせるとして、ふと、「よく日本のメーカーはこれで疲弊しないなぁ」と不思議に思う。競争力でもよく持続できるなぁと。まぁ、世界のメーカーと切磋琢磨する環境がないからもともと競争しなくてもいいのかもしれない。

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  • 文章を書くツール

    ATOK

    文章を書く道具として、ATOK 2007 for Windows究極版 逆引き頭引き日本語辞典―名詞と動詞で引く17万文例などを使いませんか、というお話。

    ウェブサイトのページを仕上げるとき、先方に了解をとりつけてから文章を編集させてもらう。そのとき、「癖」に気づく。私も自分の文章を書くとき、癖があるだろうなぁと思いつつキーボードをたたく。

    ただ、癖の前、てにをはがあわない、そこまでではないにしても何かしっくりこない文章を目にする。しばし考え込む。要因はいくつかあるのだろう。

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  • さて日本では?

    うがった見方をすればデス。欧米でシェアをしめるHPとDELLはAMD搭載モデルを販売していて安い。で、世界4位の東芝がシェアを奪回しようとして、価格攻勢に転ずる。おりしもメモリー価格が下落傾向にあり、調達コストも引き下げられる。なのでいざ勝負といったところでしょうか。ならお膝元の日本は?

    ITmedia: AMD、東芝製ノートPC「Satellite」にTurion64 X2を提供——米国/欧州モデルより投入

    AMD製CPU搭載モデルとなる3製品は、いずれもCPUにTurion 64 X2を、チップセットとしてAMD M690を採用するモデルで、東芝では同製品をまず米国と欧州にて投入予定としている。

    東芝の心中。

    「日本の客はCPUなんて関心ないだろ。Celeronつんどけ。Core 2 DuoならアプリやらワンセグとかOfficeを全部ぶっこんでおいしくいただいちゃいなよ」

    ってところなんでしょうか。なんで日本のメーカーは、中指を立てたくなるノートをそしらぬ顔で市場にポン出しするのか。おっ、そういえば、最近発表されたFujitsuのMG、NECのG(タイプJ)にはぐっときた。Y7Aも吉だけど、なんでメモリーの上限が1.5GB?